紫式部
			Murasaki Shikibu
			Murasaki Shikibu
	紫式部は平安時代中期の歌人・作家。世界最古の長編小説とされる源氏物語の作者。
	紫式部の正確な生没年はわかっていない。970年代頃生まれと推測され、正確な没年や死因は明らかになっていないが、1014年頃から1031年頃の間に死去したとされている。
	紫式部の実名はわかっていないが、 父や兄が式部省（Shikibu-shō：律令制における八省の一つで、文官の人事，教育などを担当。）の役人であったことと、源氏物語のヒロイン「紫の上（Murasaki no Ue）」の名から、当時の人々がつけた呼び名とされている。
	紫式部は花山天皇に漢学を教えた漢詩人、歌人である藤原為時の娘むすめ。小さい時から学問を好み、和歌・音楽・仏典などの教養を身につけた。
	22歳の頃，藤原宣孝の妻つまとなり娘の藤原賢子をもうけるが，間もなく宣孝が急死。夫の死後、藤原道長に才能を認められ、紫式部は一条天皇の中宮・彰子の女房（女官）として出仕し、源氏物語を書き始める。その後，源氏物語は1007年か1008年頃に完成したと言われている。 紫式部には他に，宮みや仕えの様子を書きとめた『紫式部日記』と，和歌をまとめた『紫式部集』がある。
	[外部リンク]
	宇治には物語がある 紫式部ゆかりのまち - 宇治市
	紫式部ゆかりの地 宇治市 越前市 大津市 観光ポータルサイト 「かいまみる紫式部」
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