土方歳三
			Hijikata Toshizō
			Toshizō Hijikata
	生誕：天保6年5月5日（1835年5月31日）▶︎ 死没：明治2年5月11日（1869年6月20日）
	土方歳三は、江戸時代末期に新選組の副長を務めた幕臣。
	歳三は、武蔵国多摩郡（現在の東京都日野市）の農家に生まれ、天然理心流に入門し剣術を学ぶ。
	文久3年9月25日（1863年9月25日）、歳三は、京都の治安維持のために結成された「新撰組」の副長を務める。新撰組では、局長である近藤勇を支え、組織の運営や規律維持に中心的な役割を果たし、京都での治安維持活動や池田屋事件、禁門の変などで活躍。厳格な規律を重んじたことから「鬼の副長」と呼ばれる。
	慶応3年6月（1867年6月）、幕臣に取り立てられる。
	慶応4年（1868年）1月3日、鳥羽・伏見の戦いに始まる戊辰戦争が勃発。歳三は京都・伏見で負傷した近藤の代わりに新選組を率いて戦うが、新政府軍に敗れ、旧幕軍側指揮官の一人として各地を転戦。その後、榎本武揚率いる旧幕府海軍と合流、新選組の生き残り隊士とともに蝦夷地に渡る。
	歳三は、蝦夷地鷲ノ木に上陸後、箱館・五稜郭を占領。
	明治元年12月15日（1869年1月27日）榎本を総裁とする「蝦夷共和国」（五稜郭が本陣）が成立し、歳三は幹部として陸軍奉行並となり、箱館市中取締や陸海軍裁判局頭取も兼ねた。
	慶応4年12月15日（1868年12月15日）、箱館政府が樹立され、歳三は軍事治安部門の責任者に任ぜられて指揮を執った。 明治2年（1869年）5月11日、箱館戦争五稜郭の防衛戦で銃弾に倒れ戦死。
	[外部リンク]
	土方 歳三〜函館ゆかりの人物伝 - 函館市文化･スポーツ振興財団
	歳三の生家 土方歳三資料館
	土方歳三つなぐプロジェクト【公式サイト】
	土方歳三・新選組ゆかりの地を巡る - 函館市公式観光情報　はこぶら
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