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| 豆腐 | ||||
| Tōfu | ||||
| Tofu | ||||
| 代表的な日本の食べ物の一つで、水に浸した大豆をすりつぶして呉を作り、煮た汁を布でこして豆乳とおからに分け、豆乳ににがりを加え、布を敷いた豆腐箱に入れて水分を押し出し固まらせた加工食品。 その栄養価も非常に高く、現在では日本のみならず世界各国の人々が愛する健康食品となっている。 | ||||
| 白くてやわらかい食品で、蛋白質に富み、消化がよい。 製法の違いで、豆乳に凝固剤を加え、一度固めたものをくずしてから圧力をかけて水分をしぼり、再び固めた木綿豆腐や 木綿豆腐よりも濃い豆乳に凝固剤を加え、そのまま固めて作った絹ごし豆腐、などがある。 | ||||
| 東アジアと東南アジアの広範な地域で古くから食されている大豆加工食品であり、とりわけ中国本土、日本、朝鮮半島、台湾、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、マレーシア、インドネシアなどでは日常的に食されている。 加工法や調理法は地域ごとに異なる。 日本の豆腐は、アメリカ合衆国やイギリスを始めとする英語圏のほか、ドイツ語圏、フランス語圏、イタリア語圏等々、世界の様々な言語圏で、"tofu " として定着している。 | ||||
| 豆腐の起源については諸説あるが、紀元前2世紀、中国前漢時代の淮南王で優れた学者でもあった劉安の創始といわれる。 日本では,奈良時代に、中国に渡った遣唐使の僧侶等によって伝えられたとされているが、明確な記録はない。 1183年の奈良春日大社の記録が最も古く,鎌倉時代には1280年の日蓮の手紙に〈すり豆腐〉の名が記されている。 鎌倉時代末期頃には民間へ伝わり、室町時代には日本各地へ広がった。 そして江戸時代にはよく食べる通常の食材となったとされる。 | ||||
| [ 豆腐の主な種類・製法 ] | ||||
| ○ 木綿豆腐 / Momen Tōfu(Firm tofu) | ||||
| 豆乳に凝固剤を加え、一度固めたものをくずしてから圧力をかけて水分をしぼり、再び固めたもの。 | ||||
| ○ 絹ごし豆腐 / Kinugoshi Tōfu(Silken tofu) | ||||
| 木綿豆腐よりも濃い豆乳に凝固剤を加え、そのまま固めて作ったもの。 | ||||
| ○ 充填豆腐 / Jyuten Tōfu(Filling tofu) | ||||
| 豆乳をいったん冷やし、直接容器に豆乳と凝固剤を入れ、直ぐに密封し、容器ごと加熱して冷却し固めたもの。 密封したあとに十分な加熱を行なうため、ほかの豆腐より保存性が高い。 | ||||
| ○ ソフト豆腐 / Soft Tōfu(Soft Tofu) | ||||
| 絹ごし豆腐状に凝固させたものを木綿豆腐の型箱に流し込んで軽く圧した、木綿豆腐と絹ごし豆腐の中間程度の濃度の豆腐。京都では嵯峨豆腐と言われる。 | ||||
| ○ 高野豆腐 / Kouya Tōfu(Freeze-dried tofu) | ||||
| 鎌倉時代に生まれ、氷豆腐・凍り豆腐、または凍み豆腐とも呼ばれる。 寒天同様、昔は冬場に晴天の多い地域で凍結と乾燥を交互に繰り返して仕上げたが、現代では工場で一年中生産できる。 豆腐を凍結と解凍を繰り返して水分が抜け乾燥状態になっているため、豆腐の栄養成分が凝縮されている。 カルシウムとリンなどミネラルが特に豊富で、ビタミンEやタンパク質も多い健康食材である。 | ||||
| [外部リンク] | ||||
| 一般財団法人 全国豆腐連合会 | ||||
| 豆腐(とうふ)のつくり方を教えてください。- 農林水産省 | ||||
| 豆類加工品 | にっぽん伝統食図鑑 - 農林水産省 | ||||
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